親御さん向け

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【絵本】『にひきのかえる』争いから平和へ<6歳~8歳児おすすめ絵本>

若くして生涯を終えた絵本作家「新美南吉」 みなさんは、この絵本の作者「新美 南吉」さんをご存じでしょうか。私は、この絵本から、有名な作家だということを知りました。この方は、愛知県出身で、童話や童謡などを載せた雑誌『赤い鳥』出身の作家です。彼...
妖怪、おばけ

【絵本】『ごろべえ もののけのくにへいく』怖いもの知らずのお侍<3歳~5歳児読み聞かせ絵本>

昔から語り継がれきた民話のような絵本 民話というのは、昔から代々受け継がれたお話で、例えば「桃太郎」や「一寸法師」などがありますが、現代の絵本作家で、そのような昔話を執筆する人は数少ないと思います。その、最近では見られない民話のような絵本を...
心理

【絵本】『とんでいったふうせんは』「認知症」の祖父に対する家族の思い<5歳~7歳児読み聞かせ絵本>

全米で2つの賞を受賞した作品 この絵本の作者をご紹介します。文の作者は、「ジェシー・オリベロス」さんで、アメリカ・カンザス州生まれの絵本作家、児童文学作家。ユタ州で大学生活を送り、循環器系の看護師としてのキャリアのあと、作家活動をスタート。...
親御さん向け

【絵本】『100万回生きたねこ』本当の愛と悲しみを知る猫<8歳~10歳児おすすめ絵本>

哲学的な要素を含んだ絵本の名作 ご紹介する絵本は、通算200万部以上を発行しているロングセラー作品です。概要としては、輪廻転生を繰り返している一匹の猫が、やがて運命の相手と出会ったことで愛や悲しみを知っていく様を描いた作品。この絵本が伝えた...
シリーズ作品

【絵本】『狂言えほん ぶす』日本の伝統芸能を楽しめる絵本<6歳~8歳児おすすめ絵本>

「ブス」の語源は? 絵本のタイトルでもある「ぶす」というのは、漢字で「附子」と書き、トリカブトの塊根を意味するものです。 漢方では、トリカブトの根を「付子(ぶし)」や「烏頭(うず)」と呼び、鎮痛・強心剤として用いられます。これには、猛毒とな...
シリーズ作品

【絵本】『落語絵本 まんじゅうこわい』落語はおもしろい<8歳~11歳児おすすめ絵本>

数々のシリーズ絵本を手掛けている作家  シリーズ絵本を多く手掛けている作家をご紹介します。作家は「川端 誠」さんで、1952年生まれ。お化けシリーズ、十二支シリーズ、風来坊シリーズ、幼児絵本シリーズ、あいさつの絵本シリーズ等を次々と発表。1...
教育

【絵本】『グーテンベルクのふしぎな機械』印刷技術の発明者<7歳~10歳児おすすめ絵本>

「グーテンベルク」は謎の人物? これからご紹介する絵本は、印刷技術を発明した人物「グーテンベルク」の伝記絵本みたいなものですが、彼の人物記録としては、ほとんどなく、真の発明者は誰かということで古くから論争され、現時点では、グーテンベルクとす...
妖怪、おばけ

【絵本】『怪物があらわれた夜「フランケンシュタイン」が生まれるまで』作家メアリー・シェリーを描いた絵本<10歳~12歳児おすすめ絵本>

SF(サイエンス・フィクション)の先駆者 みなさんは「フランケンシュタイン」という怪物が出てくるホラー話はご存じでしょうか?死んだ人間を科学者によって誕生させる「人造人間」のお話です。このお話は、単にホラー話、恐怖怪談という枠ではなく、科学...
教育

【絵本】『雪わたり』大人になっても忘れたくない名作絵本<10歳~12歳児おすすめ絵本>

文豪・宮沢賢治の創作童話 宮沢賢治さんといえば、偉大な作家として、皆さんもご存じかと思います。宮沢賢治さんは、36歳の若さでこの世を去りましたが、生前の彼の作品は、ほとんど一般には知られず、亡くなった後に、作品が高く評価され、国民的作家とな...
シリーズ作品

【絵本】『落語絵本 たがや』落語はおもしろい<8歳~11歳児おすすめ絵本>

本来の落語の噺をアレンジした作品 この絵本の『たがや』のストーリーは、本来の『たがや』の噺を、作者の川端誠さんが、アレンジして作った作品です。絵本の「あとがき」には、こう書かれています。  赤ん坊が産まれると、アメリカでは、そこに居合わせた...