細かい絵が、歴史を物語る作品

10万年以上前の昔、氷河期の頃に、日本は、まだ島国ではなく、アジア大陸の一部でした。
その時代の人は、どのような暮らしをしていたのでしょう。
石器時代の頃から現在までの日本を描いた歴史を学べる絵本です。
人物や道具が細かく描かれており、一面の絵をじっくり観察したくなる作品です。
子供には、ちょっと興味が沸かない絵なのかも…?【感想・まとめ】
タイトル:絵で見る日本の歴史
作・絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
サイズ:27×31㎝
作・絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
サイズ:27×31㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★
◇総合評価:★★
正直に申しますと、おすすめ絵本と言ってしまいましたが、小学生以下のお子さんには、興味が沸かない絵本かもしれないです…。
私の息子は、比較的、歴史が好きなほうなのですが、この絵本は、まったく読みませんでした。
絵本を読まない理由を聞いたところ、「絵がおもしろくない」とのこと。
あ~、単純な理由なのね…。
その時代風景を細かく描写されているのですが、味気ないというか面白さがないのです。
絵本というよりは、教科書といったほうが近いかもしれないです。
「歴史」が関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『江戸のお店屋さん』戦国時代が終わり、徳川家が築いた江戸時代は、商店街もにぎやか<7歳~9歳児おすすめ絵本>
歴史を学ぶうえでは、凄く良い本だと思います。
文字で書かれた教科書よりは、絵のほうが興味も湧くだろうし、理解しやすいでしょうから。
ただ、絵本というジャンルで見てしまうと「?」となってしまうかもしれません。
中学生以上のお子様に、歴史を分かりやすく学ぶ教科書本として、おすすめの絵本です。
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