【絵本】『三びきのやぎのがらがらどん』50年以上も愛され続けた絵本<3歳~5歳児おすすめ絵本>

妖怪、おばけ

ノルウェーの昔話

この絵本は、幅広い年齢層で、知られている作品ではないでしょうか。
最初の初版が、1965年7月1日発行で、それから130刷も刷新されているので、実に50年以上も再版され続けた作品なのです!
もしかすると、お子様に絵本を読んであげている親御様にも、子どもの頃に読んだことがあるのかもしれませんね。
物語は、ノルウェーの昔話が題材となっており、「アスビョルンセン」さんと「ヨルゲン・モー」さんの著作『ノルウェー民話集』に収録されたものだそうです。

そんな、長きにわたり、愛され続けている絵本をご紹介します。

ヤギvsトロル【あらすじ】

タイトル:三びきのやぎのがらがらどん
作:ノルウェーの昔話
絵:マーシャ・ブラウン

出版社:福音館書店
訳:せた ていじ
絵本ナビ

<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★



「がらがらどん」という三匹のヤギがいました。
ヤギたちは、餌となる草を求めて、山の上を目指します。
ところが、途中にかかる橋の下には醜いトロルがいて、大声で「貴様を飲み込んでやる」と叫びます!

最初に橋を渡る、体の一番小さいヤギは「後から僕よりも体が大きなヤギが来るから」と言って、トロルに見逃してもらい橋を渡ります。
続いて来た中くらいのヤギも、同じように言って橋を渡ります。
しかし最後に来た大きなヤギは、怒鳴るトロルに立ち向かいます!

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 ところが そのとき、もう やってきたのが
おおきいやぎの がらがらどん。
がたん、ごとん、がたん、ごとん、
がたん、ごとん、がたん、ごとん と、はしが
なりました。あんまり やぎが おもいので、
はしが きしんだり うなったりしたのです。
 「いったいぜんたい なにものだ、おれのはしを
がたびしさせる やつは」と、
トロルが どなりました。
……。


さあ、一番大きなヤギのがらがらどんvsトロルとの決戦が行われます!
戦いの行方は……。

「民話」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『おばあさんの馬』寂聴おはなし絵本<6歳~8歳児おすすめ絵本> 

迫力のある絵が物語を面白くする【感想・まとめ】

「マーシャ・ブラウン」さんによる絵は、迫力と力強さが感じられ、その絵こそが、子供たちが物語を面白く感じる要素かもしれませんね。
余談ですが、ジブリのアニメ映画『となりのトトロ』のエンディングで、サツキとメイが布団の中でお母さんにこの本を読んでもらっているシーンがあるそうですよ♪

絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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