【絵本】『モンスターホテルでなつやすみ』あなたの背中にオンブブがいる…＜6歳～8歳児おすすめ絵本＞

大人気のシリーズ作品「モンスターホテル」絵本

この絵本の著者「柏葉幸子」さんをご紹介をします。
岩手県花巻市に生まれ。
東北薬科大学卒業で、本業は薬剤師。
デビュー作に『霧の向こうの不思議な町』があり、宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋の神隠し』に影響を与えた作品として知られているそうです。
そのほか、1981年に『地下室からのふしぎな旅』を発表し、2019年までに累計発行部数50万部を突破するベストセラー作品となり、その絵本を原作としたアニメ映画『バースデー・ワンダーランド』が劇場公開されました。

日本のアニメ界に影響を与える不思議なファンタジー物語をたくさん作っているんですね。
ご紹介する絵本も、ファンタジーな要素といえる＜モンスター＞が登場します。
この「モンスターホテル」も人気作品としてシリーズ化され、発表されております。

今回は、そのシリーズのうちの1冊をご紹介します。

「初めてのおつかい」ならぬ「はじめてのホテル旅」【あらすじ】

＜五つ星評価＞
ストーリー：★★★★
絵・しかけ：★★★
教育・知育：★★★
笑い・感動：★★★★
◇総合評価：★★★★

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町外れにあるモンスターが宿泊するホテル、それが「モンスターホテル」。
普段は、山奥の村に住んでいるモンスターたちも、夏休みの時期になると、子供たちと一緒に、町へ遊びに出かけます。
その山奥の村にあるモンスター学校に通う一年生の生徒「オンブブ」くんには、夏休みの宿題がありました。
その宿題とは、

「山奥の村から、一人で町のモンスターホテルに行くこと。」

なので、お父さんとお母さんは、先にホテルへ向かい、「オンブブ」くんは、一人でモンスターホテルに行くことになるのです…。

初めての一人旅だけど、「オンブブ」くんは、モンスターホテルに辿り着けるかな？

夏休みの読書感想画にうってつけの絵本【感想・まとめ】

絵本というより、小学生低学年向けの小説といった感じでしょうか。
ページ数が67pもあり、一冊読むのは、なかなかのものです。
ですが、文章は、ひらがなとカタカナでしか書かれてないので、小学生が初めて小説を読むための初級編みたいな感じですかね(笑)
題材が夏休みをテーマにした物語なので、夏休みの読書感想文や感想画などには、うってうけの絵本だと思いますよ♪

絵本選びの参考にしていただければ幸いです。