イギリスで有名な絵本作家だけど、日本の子どもに人気がない?

この絵本の作者は「ジョン・バーニンガム」さんという方で、イギリスでは有名な作家です。
日本でもたくさんの絵本が翻訳されて出版されています。
この絵本のお話は、子どもを叱るときに「人格を否定する」言葉を大人が言うことで、子どもへの影響を考えされる作品です。
大人のちょっとした言葉が悪い子に成長させる【あらすじ】
タイトル:エドワルド せかいで いちばん おぞましい おとこのこ
作・絵:ジョン・バーニンガム
訳:千葉 茂樹
出版社:ほるぷ出版
サイズ:28×21.8㎝
作・絵:ジョン・バーニンガム
訳:千葉 茂樹
出版社:ほるぷ出版
サイズ:28×21.8㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★
絵・しかけ:★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★
エドワルドは普通の男の子。だけど、物を蹴っ飛ばすことがあって、それを見ていた大人が「お前は世界中の誰よりも乱暴者だ!」と叱る。
すると、エドワルドは、もっと乱暴者になり……。
大人の叱る言葉に、子どもは凄く敏感に反応してしまう…。
エドワルドが、どんどん悪い子になってしまいそうで心配だけど…。
「海外作家」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『てぶくろ』ウクライナ民話をロシア人が描く作品<5歳~7歳児おすすめ絵本>
大人には耳が痛くなるようなお話?【感想・まとめ】
親が読むと、耳が痛くなるようなお話です。
「叱り方にも言葉を選んで、できれば、叱るより褒めて伸ばしましょう。」というメッセージ性のある絵本です。
正直な感想を言うと、絵が日本の子どもには馴染めない?らしく、子どもたち自身で、手に取って読まない感じ…。
親御さんにも、ストーリーが、子供向けというより、大人を指摘するような内容なので、読む親御さんによっては、不快感を感じる人もいるかもしれません…。
私個人としては、共感する部分があるので、好きな絵本ですけどね♪
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。
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