【絵本】『わすれられないおくりもの』失った友への悲しみを乗り越えていく<4歳~6歳児読み聞かせ絵本>

心理

イギリスの作家で、ミリオンセラーとなった絵本

ご紹介する絵本の作家は、イギリスで有名な絵本作家で、「スーザン・バーレイ」さんです。
イラストレーターとして活躍していることが多く、挿絵を担当した絵本は多数あります。
そして、今回、ご紹介する絵本は、作・絵すべてを自身の作品として手掛けた絵本となっており、デビュー作の絵本でもあります。

そして販売部数100万部を超えるミリオンセラーとなった、心に残る忘れられない絵本をご紹介します。

アナグマは年を取って死を迎える…【あらすじ】

タイトル:わすれられないおくりもの
作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社
ページ数、サイズ:24p、21㎝×25.6㎝
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<五つ星評価>
ストーリー:★★★★★
絵・しかけ:★★★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★★


周りの誰からも、慕われていたアナグマは、年を取って死んでしまいました。
かけがいのない友を失ったみんなは、どう、悲しみを乗り越えていくのでしょうか?

………。

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 キツネは、子どものころ、アナグマに教えてもらうまで、ネクタイが
むすべなかったことを思い出しました。
 「はばの広い方を左に、せまい方を右にして首にかけてごらん。それから、
ひろい方を右手でつかんで、せまい方のまわりにくるりと、わをつくる。わの
うしろから前に、広い方を通して、むすび目を、ぎゅっとしめるんだ。」
 キツネは今、どんなむすび方だってできますし、自分で考えだしたむすび方
もあるんです。そしていつも、とてもすてきにネクタイをむすんでいます。

………。


友人同士のあり方や、たがいに、心や技を伝えあっていくことの大切さ、ひいては、人間の生き方をも、静かに語りかけています…。

「海外作家」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『おばあちゃんと花のてぶくろ』大切な人から、大切な人へ……<4歳~6歳児読み聞かせ絵本>

お母さま方も一緒に読んでほしい絵本【感想・まとめ】

この絵本のカバー付箋枠に、出版社の評論社から、お母様方へのコメントもあります。

………。
この美しいお話と、それにぴったりの絵をつけたスーザン・バーレイは、「わすれないおくりもの」で、初めて、子供のための作品を書きました。
 優れた作品は、読む人それぞれの思いや経験によって、さまざまな新しい発見があると思います。
どうか、この絵本との出会いが、お子様方にとって、貴重なものになりますよう、お母様もご一緒にお楽しみください。

 お子様だけでなく、親御様にも読んでもらいたい一冊だと思います。

絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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