国際的にも注目されている絵本作家

私が知っている絵本作家といえば、アメリカ人のエリック・カールさんしか浮かばなかった※無知ですみません(^▽^;)のですが、日本人でも海外で注目を集めている絵本作家がいることを知りました。
その方が、下記で紹介する絵本の作者「三浦太郎」さんなのです。
これまでに発表した絵本は30作以上出版されており、イタリアの絵画展でも賞をとるなど、芸術的な作品を描くイラストレーターとしても評価されています。
今回は、その三浦太郎さんの絵本を一つご紹介します。
リズムを取りやすい文章が読み聞かせに最適
作・絵:三浦太郎
出版社:講談社
サイズ:縦26.5㎝、横21.5㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★
タイトルの「りんごが コロコロ コロリンコ」という文章が、なんだかリズムを取りながら読みたくなりませんか?
文章を読むリズムに合わせて、絵本に描かれているりんごも「コロコロ♫ コロリンコ~♪」と、転がる様子が表現できて、お子様も楽しくなっちゃう絵本です。

「ぞうさんの うえを りんごが コロコロ コロリンコ。だれか りんごを つかまえて。」
あらあら。りんごが、コロコロ転がって、どこかに行っちゃうよー!
ゾウさんの次は、キリンさん、カバさん…、色々な動物たちの上を、りんごの転がる姿が、優しく表現されています。
絵は、折り紙を張り合わせたようなイラストが描かれていて、子どもに馴染みやすい絵だと思います。
どっちかというと、エリック・カールさんのような、色彩に溢れた絵よりも、単純な色(12色かな?)だけを使っている、シンプルな絵が個人的には好きかな。
「「シンプルな絵」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『だるまさんが』シンプルな絵の良さ<0歳~2歳児おすすめ絵本>
絵本の大きさは、< 縦26.5㎝、横21.5㎝ > 一般の絵本のサイズなので、大人の手に持ちやすく、読み聞かせしやすい作りになっています。
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