五味太郎さんの作品とは気づかない

この絵本の作者は、知る人ぞ知る、絵本界の大御所「五味太郎」さんの作品です。
五味太郎さんの作った絵本は、これまでに400作以上の絵本を手がけてるそうです。凄いですよね~!
この方の絵本を見つけると、いつも思うことがあって、他の絵本作家と違い、絵本の作者名を見ないと、五味太郎さんの作品だと気づかないんですよね。
他の絵本作家さんだと、絵のタッチや色使い、キャラクターの描き方から、「あ、この絵本は、あの人の作品だー!」て何となくわかるものなのですが、五味太郎さんの絵は、独特性がないというか、特徴がみつけにくいです。
おそらく、絵本のストーリーに合わせた、読者が溶け込みやすい絵を描いているのでしょうね。
そんな、数ある五味太郎さんの作品の中から一つ、ご紹介したいと思います。
うんちの後始末はどうしてるの?【あらすじ】
作・絵:五味太郎
出版社:福音館書店
サイズ:縦24.5㎝ 横22㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★
「大きいゾウは、大きいうんち」
「小さいネズミは、小さいうんち」
「魚もうんち」
「鳥もうんち」
「虫もうんち」
形や色やにおいも違う、いろんなうんち。
「ヘビのおしりはどこ? 」
「クジラのうんちはどんなの?」
うんちの仕方もいろんなうんち。
「止まって、うんち」
「歩きながら、うんち」
「あちらこちらで、うんち」
人はどうするの?
「決めたところで、うんち」

「おとなもうんち」「こどももうんち」「おまるでうんち」「おむつでうんち」
絵本ナビ
「うんちをしてもしらんかお」「うんちをしたらあとしまつ」
いろんな生き物は、食べるから、みんなうんちをするんだね。
「うんち」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご』「うんこ」を子どもに教える<5歳~7歳児おすすめ絵本>
題材として「うんち」は最強【感想・まとめ】
うんち絵本ですが、動物たちのいろんなうんちがリアルに描かれているので、動物生態の勉強にもなるかと思います。
恥ずかしながら、私が子供の時も、「うんち」という言葉だけで、なぜか可笑しくて、はしゃいでた子だったような気がします。(^^;
漫画のお話になっちゃうのですが、漫画やアニメで大人気の「ドラゴンボール」の作者:鳥山明さんの作品で、もう一つ大人気になった「Dr.スランプアラレちゃん」というギャグ漫画・アニメがあるのですが、そのキャラクターに「うんちくん💩」が登場して、アラレちゃんという女の子の容姿をしたメインキャラに、木の枝で「ツンツン」と突かれて遊ぶシーンがあるわけです。
その女の子の姿に、「あ!私もしたことある~!」と共感しながら爆笑していましたね。(^▽^;)
子供に興味を持たす題材としては、「うんち」は最強なのかも(笑)。
コメント