リアルな玩具も登場するほど人気の生き物

「ダンゴムシ」って知ってますか?
甲冑をきたような、ちいさな生き物なのですが、人によっては、みんなが嫌いなゴキにも似ているので、気持ち悪く思う人もいるかもしれません。
この「ダンゴムシ」、実は、虫ではないのです。
分類でいうと、エビやカニの仲間で、甲殻類の分類にあたるんだそうです。
「おおっ!なんかかっこいい!」
その甲殻類の仲間なので、刺激を与えると、甲冑のような体を丸くして、全身が固い鎧となって身を守るのです。
「おおっ!なんかかっこいい!」
また、落ち葉を食べて、微生物が分解しやすい状態にしてくれるので、土壌も豊かにしてくれる優れものなのです。ただ、農作物も食べちゃうので、駆除もされます。
「おおっ!ちょっとだけ、かっこいい!」
そんな、「キモいようだけど、なんかかっこいい~♡」感じのするダンゴムシを題材にした絵本がありました~!
この絵本でダンゴムシの人気の秘密が明らかになると思います。
リアルな玩具も登場してきたので、思わず買っちゃいました♪



お子さんに、おもちゃで遊ばせながら、絵本も読んでもらうと、絵本の楽しさが倍増しますよ~♬
ダンゴムシの生態が学べる【あらすじ】
文:得田 之久
絵:たかはし きよし
出版社:福音館書店
サイズ:縦25.5㎝ 横23.5㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★★
絵・しかけ:★★★★★
教育・知育:★★★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★★
ダンゴムシの生態はどうなっているの?
どこに生息するの?
何を食べるの?
天敵はいるの?
いろいろ知りたいことが、たくさんあるけど、この絵本を読めば、答えが見つかるよ。

「ぼくたちの しょくよくは すごい。こんな おおきな はっぱだって、もりもり たべちゃうよ。そして、たべると すぐに うんちをするんだ。しかくい うんちをね。」
ダンゴムシのフンは、肥料になるので、土壌が豊かになりますね。
絵本の中のダンゴムシを、よーく観察してみてね!
「生態系」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『とうさんはタツノオトシゴ』エリック・カールの色彩が一番似合う絵本<3歳~5歳児おすすめ絵本>
君も「ダンゴムシ博士」になれるよ!【感想・まとめ】
この絵本は、良くできた作品だと思います。
生き物の生態系を、小さい子に、分かりやすく説明するのは、難しいはずですが、ストーリーというか、文の内容が分かりやすく構成されていて、子供たちにも馴染みやすい絵本になっていると思います。
絵も、貼り絵と組み合わせしたイラストで、とても繊細に描かれており、虫嫌いな私でも、嫌な感じはしません。
生き物の生態系に興味を持つきっかけにもなるでしょう。
低学年の男の子に、プレゼントとしても最適な絵本かと思います。
その際は、おもちゃの「ダンゴムシ」もいっしょにプレゼントすると、喜ばれること間違いなしです♡
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