「はなはなみんみ」のシリーズ作品

森の中に小さな小人たちが暮らしていたら…。
この物語は「はなはなみんみ」という題名のシリーズ作品です。
【はなはなみんみ】とは?
「はなはな」と「みんみ」は双子の兄妹の名前で、「はなはな」が男の子、「みんみ」は女の子です。
文の著者は、「わたりせつこ」さんで、アラスカに2年在住した自然が好きな方みたいです。
この「はなはなみんみ物語」は、長編三部作があるそうです。
絵の著者は、画家の「本庄ひさ子」さんで、「はなはなみんみ物語」長編三部作の挿絵も担当しているそうです。
自然の森にすむ小人家族のくらしと冒険を描いた絵本をご紹介します。
森の野ネズミたちとも仲良しな小人たち【あらすじ】
文:わたり むつこ
絵:本庄 ひさ子
出版社:リブリオ出版
ページ数、サイズ:39p、21.6×18.7㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★
ある森の奥深くに、1本の大きな木がありました。
その木には、小さな小人族が住んでいます。
小人は五人家族で、小人族は、この家族だけしかいません。

とうさんと 白ひげじいさんは、
けさは まめばたけへと でかけていきました。
はるのあいだに うえたまめが
うまそうに みのりはじめたからです。
かあさんは きのう もちかえった ゆうひ草を、
もういちど たたいて
せんいを やわらかくすると、
ぬのをおる じゅんびに とりかかりました。
はなはなと みんみは ボールをかかえて
ネミーさんのこねずみを さそいにいきました。
「まあ、すてきなボールね。
あのこたち、せんたくがわらに
いったきり もどってこないの」
ネミーおくさんが
エプロンで 手をふきふき いいました。
………。
「絵に魅了」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『なつの あさ』絵本というより絵画です<2歳~4歳児読み聞かせ絵本>
「はなはな」と「みんみ」は、ボールを持って、洗濯できる河原に遊びに行くみたいだけど…。
海や川の近くで遊ぶときは、気を付けようね…。
読みづらく感じるのは何故…【感想・まとめ】
小人族が登場するのでファンタジックなお話なのかと思いきや、そうでもないです。
森の動物たちとの触れ合いを描いている感じですかね。
他のシリーズ作品を読むと、物語がもっと楽しめそうな気もします。
この絵本は、ちょっと読みづらく感じますね…。
何でだろう…?
原因は、聞きなれない言葉が、ひらがなで書かれているから?…。
例えば、《まめばたけへと》という文字を、「豆畑、へと?」という感じになっちゃう。※分かるかな~…(^_^;)
その他、《ネミーおくさんが エプロンで 手をふきふき いいました》
「手が『ふきふき』って言ったの?(※手がしゃべった?)」みたいになっちゃいますね…(^^;
主人公の二人の名前が「はなはな」と「みんみ」なので、これがまた、ちょくちょく文章に出てきて読みづらい…。
絵は淡い色で描かれていて、優しさが伝わり素敵ですね♪
絵本の読み聞かせするには、ちょっと練習が必要かも(笑)
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。
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