50年以上も続いているロングセラー絵本

イヌを主人公とした絵本といえば、「どろんこハリー」を連想する人は多いのではないでしょうか。
この絵本の原著は1956年に白黒版で出版されたのが初めだそうです。
色彩を加えられた版が2002年、絵を担当したグレアム自身によって描かれ、再版されたそうです。
日本では、1964年に渡辺茂男の翻訳による福音館書店版が出版され、180万部のロングセラー作品となりました。
世界中で愛されている犬のハリーの冒険をご紹介します。
ハリーのイメージは、黒いぶちのある白い犬だけど…【あらすじ】
文:ジーン・ジオン
絵:マーガレット・ブロイ・グレアム
訳:わたなべ しげお
出版社:福音館書店
サイズ:31×22㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★
飼い犬のハリーは、黒いぶちのある白い犬。
ハリーは、お風呂が大嫌いで、風呂桶で使うブラシを土に埋めて、家から飛び出してしまいます。
お外で遊んで、泥だらけで真っ黒になってしまったハリーは、白いぶちのある黒い犬に見えちゃいます……。

もっといっぱい あそびたかったけど、
うちのひとたちに、ほんとに
いえでをしたとおもわれたら たいへんです。
すっかり くたびれてしまったし、おなかも
ぺこぺこになったので、ハリーは よりみちをしないで、
はしって うちへ かえりました。
でも…泥んこのまま、お家に帰るみたいだけど大丈夫かな…?
泥んこだらけで、ハリーじゃないみたい……。
「犬」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『ハリーのセーター』犬にセーターは暑いでしょ…<4歳~6歳児読み聞かせ絵本>
シリーズとなる人気絵本【感想まとめ】
この絵本を読んでいると、犬の温もりが欲しくなります~♡
お子様に読んであげると、動物への愛情が育つ絵本だと思います。
お家でペットを飼っている方が読むと、ペットが一層可愛く感じるかもしれませんね♪
「どろんこハリー」が大ヒットしたことで、ハリーを主人公としたシリーズ絵本も誕生しているので、そちらも読んでもらうと、ハリーがもっと大好きになります♪
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。
コメント