【絵本】『てぶくろ』ウクライナ民話をロシア人が描く作品<5歳~7歳児おすすめ絵本>

うさぎ

助け合う心を伝えるウクライナ民話

ウクライナ民話は、手袋をテーマにした民話や絵本がたくさんあるそうです。
それは、寒い国ならではの悩みなのですが、手を温める手段として手袋は重要なアイテムであり、物語の中で、仲間を助けあう、思いやりを伝えるアイテムとして使われています。
そして、このウクライナ民話を絵本にしたのがロシア人であるエウゲーニー・M・ラチェフさんです。

それでは、寒い雪の中での温かい動物たちの物語をご紹介します。

さすがに熊は…【あらすじ】

タイトル:てぶくろ
作:ウクライナ民話
絵:エウゲーニー・M・ラチェフ
訳:うちだ りさ

出版社:福音館書店
サイズ:28×23㎝
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<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★★


 おじいさんが雪の降る森の中を歩いているうちに、手袋を片方落としてしまいます。
すると、落ちていた手袋にネズミが中に入り、「ここで暮らすわ。」と言いました。
そこへ、カエルがやってきて、「私も手袋の中に入れて!」とネズミに頼みます。
ネズミは「どうぞ!」と優しく返事をします。
カエルは喜んで、ピョンと手袋の中へもぐりこみます。

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ほら、もう 二ひきに なりました。

 うさぎが はしってきました。
「だれだい、てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえる。あなたは?」
「はやあしうさぎさ。ぼくも いれてよ」
「どうぞ」

……ウサギの次に、キツネ、オオカミ、イノシシと、どんどん動物たちが、集まってきます。
手袋の中も、ぎゅうぎゅうづめ…。だけど寒い雪の中なので体を寄せ合っているので、手袋の中はポッカポカ…。 

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 もう これで 六ぴきです。てぶくろは ぎゅうぎゅうづめです。
そのとき、きのえだが ぱきぱき おれるおとがして、
くまが やってきました。
「だれだ、てぶくろに すんでいるのは?」
「くいしんぼねずみと ぴょんぴょんがえると はやあしうさぎと
おしゃれぎつねと はいいろおおかにと きばもちいのしし。あなたは?」
「うおー うおー。のっそりぐまだ。わしも いれてくれ」
「とんでもない。まんいんです」
「いや どうしても はいるよ」
「しかたがない。でも、ほんの はじっこにしてくださいよ」
これで 七ひきに なりました。てぶくろは いまにも はじけそうです。


さすがに熊は……。手袋ハウスは大丈夫かな?……。

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民話のような国同士になるように願う【感想・まとめ】

お互い助け合う動物たちの姿に、絵本を読んでる子供たちも、心温まるでしょうね。
ウクライナとロシアも、絵本のお話のように、争いがなくなり、もとの仲の良い国同士になってほしいと願っております。

絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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