絵本ならではの仕掛けが楽しい

「手品」とは?
巧妙な仕掛けと手さばきで人の目をくらまして不思議な事をして見せる芸のこと。
絵本の「てじな」というタイトル通り、巧妙な仕掛けが施されております。
この絵本は、月間絵本「こどものとも年少版」で発表されており、そこから人気が出て、別冊の絵本として誕生したものだそうです。
「仕掛け絵本」には、絵が飛び出す、引っ張ると絵が動く、音が出る、など様々な種類がありますが、ご紹介する絵本は、穴の開いた本をめくる、という仕掛け絵本となっております。
魔法の言葉「あんどら、いんどら……うんどら!」【あらすじ】
タイトル:てじな
作・絵:土屋 富士夫
出版社:福音館書店
サイズ:22×21㎝
作・絵:土屋 富士夫
出版社:福音館書店
サイズ:22×21㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★
絵・しかけ:★★★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★★
ターバン姿の手品師が、怪しげな魔法の呪文を唱えると……、
あら不思議⁉

こんどは たまごに
まほうの ことばを かけましょう
あんどら、いんどら

うんどら!
一体、どんな仕掛けになっているんだろうね⁉
「しかけ」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『ドアをあけたら』次のページを早く見たくなる楽しい仕掛け<4歳~6歳児おすすめ絵本>
何度もページを戻って見る楽しさ【感想・まとめ】
しかけ絵本は、子供たちに絵本への興味を持たす手段として良い手法ですよね。
「穴あき」というシンプルなしかけを、非常に上手く取り込んでいる作品だと思います。
ページを何度も戻って、「どんな魔法の仕掛けになっているんだろう?」と読み直して楽しんちゃうでしょうね♪
難しい文章などもないので、2歳ぐらいの乳児の子から、読み聞かせしても良い絵本だと思います。
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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