【絵本】『だいすきなおばあちゃん』子どもが初めて経験する大切な人との別れ<4歳~6歳児読み聞かせ絵本>

心理

102歳の絵本作家デビュー!

この絵本の文の作者「日野原 重明」さんが執筆されたときの年齢が、なんと、102歳だそうです!
凄いですよね!そして、作家だけでなく、お医者さんとして活躍していたようです。
詳しくご紹介しますと、1911年山口県生まれ。昭和41年に医者となり、病院の理事長や院長を務めるなど、医師としての経歴のある方です。

そんな、人の「死」に携わることが多い医者が、作者自身の子ども時代を思い出しながら書かれたという絵本をご紹介したいと思います。

おばあちゃん、心から「ありがとう」【あらすじ】

タイトル:だいすきなおばあちゃん
文:日野原 重明
絵:岡田 千晶

出版社:朝日新聞出版
サイズ:24×21㎝

<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★


マリちゃんには、大好きなおばあちゃんがいます。
おばあちゃんは、指のお話をしてくれたり、お箸の持ち方を教えてくれます。
でも、おばあちゃんはだんだん体が弱って……。


 
 大好きなおばあちゃんが、老いて亡くなるまでの過ごした時間を温かく表現されています。
絵を手掛けている作家「岡田千晶」さんの絵も、優しさと温もりが感じられる魅力的な作品となっています。

子どもに「死」について考えるきっかけとなる絵本【感想・まとめ】

 ◆ 作者の日野原重明さんのメッセージ ◆

「人間、いつかはみな最期がきて死ぬものです。
自宅で亡くなってゆくお年寄りを看取るということは、子どもが「死」を知り、「死」について考えるきっかけとなるかけがいのない体験です。」

日野原さんがおっしゃるように、お子様に「死」について考えるきっかけになる読み聞かせ絵本だと思います。

絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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