たくさんの卵のイラストを楽しむ

お子様といっしょに、「たまご」について勉強してみましょう♪
この絵本の作家をご紹介します。
この絵本は、海外の作品で、文の著者は「ダイアナ・アストン」さんで、アメリカのテキサス生まれ。
大学では、ジャーナリズムを専攻。
二人の子どもが生まれた1996年ごろから、幼児絵本を書き始めたそうです。
裏庭で過ごすのが大好きで、葉っぱや木の枝、土を掘り返しては、卵がないか探しだして観察しているそうです。
もう一人、絵の作者「シルビア・ロング」さんは、アメリカ人のイラストレーター。
20年にわたり広い範囲で作品展を開催。
多くの子ども向け絵本のイラストを手掛けており、日本で出版されている作品に、『大地のうさぎたち』などの作品があるそうです。
広大なアメリカに住んでいる生物のたまごを題材にした、美しくて不思議な絵本をご紹介します。
たまごは……ふしぎがいっぱい!【あらすじ】
文:ダイアナ・アストン
絵:シルビア・ロング
訳:千葉 茂樹
出版社:ほるぷ出版
サイズ:28.6×23.4㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★
絵・しかけ:★★★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★
◇総合評価:★★★
たまごは かしこい
たまごは おしゃれ
たまごは おとなしい
たまごは ……ふしぎがいっぱい
ひとくちにたまごと言っても、その形態はさまざま。
きれいなたまご、やわらかいたまご、
ほそながいたまご、袋のようなたまご、……と、
ちいさな命がつまったたまごには、
生き物の知恵や不思議もいっぱいつまっています。
イラストを見ていると、なんだか「卵」じゃなく、美しい小石みたい♪
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この絵本の感想ですが、イラストの絵本という感じです。
ストーリーを楽しむというより、鑑賞するための絵本ですかね。
子供に、美しいものを見る芸術的な感性を育てる作品と個人的には思います。
ですので、子どもだけでなく、イラストを勉強している学生さんなどにも、参考になる絵本かと思います。
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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