「100階建ての家なんてあるわけが…」…あったんです!

●「超高層マンション」とは?
普通のマンションと比べて際立って高い住居用高層建築物の俗称。その外観の形態からタワーマンション、略して「タワマン」とも呼ばれています。
●日本で最も高い「タワマン」は?
東京にある「虎ノ門ヒルズ」とされていて、高さ221m、階数54階建てのマンションだそうです。
「じゃあ、100階建てのマンションなんて、あるわけが…。」それが、あるんです!世界はすごい!
世界的な観光都市、お金持ちの集まる都市、「ドバイ」にあるんです!
アラブ首長国連邦・ドバイにある「プリンセスタワー」という高さ414m、107階建ての超高層マンションだそうです。
そんな夢のような話…ではなくなった『100かいだてのいえ』を題材にした絵本をご紹介します。
100階建ての住人たちは誰だろう?【あらすじ】
作・絵:いわい としお
出版社:偕成社
サイズ:22×31㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★
絵・しかけ:★★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★★
寒い雪の降る日に、「ツピ」くんという名前のシジュウカラの鳥がいました。
食べ物を探して、ひまわりの種を一粒見つけます。
「うーん、これじゃおなかいっぱいにならないや。もっとたくさんたべたいツピ」
「そうだ!このたねをそだてれば、はながさいて、たねがいっぱいできるツピ」
ツピくんは、たねを植えるところを探しますが、見わたす限り雪景色。
ツピくんが困っていると「くものなかへいってごらん」と空から声が聞こえたので、ツピくんは雲の中へ飛び込みます!

《1かい~10かい》
そこには、くもさんの すむ いえが ありました。
「このたねから はなを さかせたいんです、ツピ」
「それなら、このいえの100かいに いくといいよ。」
ツピくんは、うえへと のぼっていきました。
「これを うえきばちに つかってごらん。」
「くもさん ありがと!ツピ!」
10かいについた ツピくんは、さらに のぼっていきました。

《21かい~30かい》
すんでいたのは、にじさんでした!
「にじの バウムクーヘンは いかが?」
「きれいだね~ もぐもぐ。」
「わあ、いろんな あじが するツピ!」
「なないろビームを あててあげましょう。キラリ!」
「めがでた!うれしいツピ!」
30かいに つきました。
さあ、つぎのかいには だれが すんでいるのでしょう?
10階、20階、30階と、ツピくんは、どんどん上っていくね。
さて、てっぺんには誰が住んでいるのかな……?
「いわい としお」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『どっちがへん?スペシャル』「間違い」探しではなく「変」探しです<4歳~6歳児おすすめ絵本>
カラフルな色彩の100階建ての家に住みたい!【感想・まとめ】
縦にひらく絵本『100かいだてのいえ』はシリーズになっている人気作品です。
開いたページ一面が、カラフルに彩られて、階層の部屋に「何があるんだろう」と、じっくり絵を見入ってしまう作品です。
子供たちも、この絵本を見ながら、「こんな高い家に住んでみたい!」と想像を膨らませながら、読んでいるのでしょうね。※タワマンに住めるような、実業家になるかも!(笑)



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