背伸びするのに疲れたすべての頑張り屋さんへ

この絵本に登場する人物には王様がいて、中世を舞台にした物語で、海外の作家・作品ですね。
著者のご紹介をします。
文の作者、マックス・ルケードさんは、子どもにも大人にも好まれる作品を書くベストセラー作家で、アメリカ・テキサス州にあるキリスト教会の牧師でもあるそうです。
絵の作者、セルジオ・マルティネスさんは、イラストレーターとして、ディズニーなどの大手出版社と仕事をしてきた人物だそうです。
そんな海外で活躍しているお二人の絵本をご紹介いたします。
王様の養子にすることになった五人兄弟たち【あらすじ】
文:マックス・ルケード
絵:セルジオ・マルティネス
訳:ホーバード・豊子
出版社:いのちのことば社
サイズ:26×23.6㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★
親のいない五人兄弟が、子どもだけで暮らしていました。
そんな暮らしをしている子供たちがいることを知った王様は、その五人を自分の養子にすることになさった。
それを聞いた五人兄弟は、大喜びして、大慌て!
王様がお迎えに来るまでに、お城に住むのに、ふさわしい人にならなくては!
それぞれ得意なことを生かして、準備を始めた。
ところが、困ったことに、末っ子の女の子には、得意なことが何もない。
こんなことでは、王様に、がっかりされてしまうだろうと落ち込んだ…。
けれども、王様が養子をもらいたかった本当の理由は、思いもかけないことだった…。
四人の上の兄弟は王様に会う前に、得意な才能を、お披露目しようと大忙し!
でも、才能のない末っ子の女の子はどうなっちゃうのかな?……。
「海外作家」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『しりたがりやの こいぬと みつばち』アニメーションのような絵本<5歳~7歳児おすすめ絵本>
心の豊かさに比例して幸せになる世界【感想・まとめ】
この世界では、生きていく上で、成功を勝ち取るには、知識や容姿、芸術やスポーツでの才能や資格などが求められます。
でも、心の豊かさや優しさに比例して、何か能力が身につく世界があったら、とても幸せな世界だと思いませんか?
例えば、人に親切にすると、超能力が身についていく世界とか…。
そんな中二病みたいな世界を想像しながら、絵本を読んでいました…。(^▽^;)
あ、なんか「世界に一つだけの花」を思い出したかな。
良い歌ですよね~♪
文章が多いので、小学校中学年におすすめ絵本かと思います。
絵も、海外のイラスレーターならではの作品で、とても美しく描かれていますよ♡
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。
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