英語版で読み聞かせするには最適の教材

私が、子供たちに絵本を読むときは、英語を交えながら読み聞かせをしており、英語教材として使えそうな絵本を探索したりしています。
そのときに出会った絵本が、この一冊だったのです。
日本で翻訳された絵本のタイトルが「おやすみゴリラくん」で、海外版だとタイトルが「GOOD NIGHT ,GORILLA」。
そのまんま、シンプルな英語文になるので、乳幼児クラスの子に英語でお話しても、とっても分かりやすいのです!
今回は、日本語で訳した絵本も参考にしながら、ご紹介したいと思います。
いたずら好きなゴリラさんが…【あらすじ・感想・まとめ】
作・絵:ペギー・ラスマン(Peggy Rathmann)
訳:いとう ひろし
出版社:徳間書店 (英語版出版社:出版社:G. P. Putnams Sons)
サイズ:縦13㎝ 横16.5㎝ ※英語版のサイズです。
<五つ星評価> ※英語版の評価です。
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★
ここは夜の動物園。
「ぐっすり おやすみ、ゴリラくん」
「Good night,Gorilla.」
警備員のおじさんが、ゴリラのオリの前を通り過ぎようと、後ろを振り向いたその時、いたずら好きのゴリラくんが、おじさんの腰にぶら下がっているベルトから、カギ束をこっそり抜き取ったのです!
警備員のおじさんは、そのまま気づかずに、他の動物たちのオリを見回りに行きます。
すると、いたずら好きのゴリラくんは、持ってたカギ束を使って、自分のオリのカギを開け、こっそりオリから抜け出すのです。
そして、警備員のおじさんの後ろから、気づかれないようについていきます。
警備員のおじさんは、他の動物たちのオリにも声をかけていきます。
「もう 寝る時間だよ、ゾウさん」
「Good night,Elephant.」
「また明日ね、ライオンくん」
「Good night,Lion.」
他にも、ハイエナくんやキリンさん、アルマジロちゃんにも、おやすみの声をかけていきます。
「Good night,Hyena.」「Good night,Giraffe.」「Good night,Armadillo.」
「英語」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】英語の単語ではなく、英語の文法を学ぶ絵本<5歳~7歳児おすすめ絵本>
やっと、見回りが終わり、警備員のおじさんは、動物園のすぐそばにある自分の家へと歩いて帰ります…。
…あれ?何だか変…。警備員のおじさんの後ろから…、動物さんたちが、ぞろぞろと、ついてきているではありませんか!
いたずら好きのゴリラくんが、カギ束を使って、動物たちのオリを開けちゃっていたのです!
警備員のおじさんは、それに気づかず、そのまま家の中に入ると、動物たちもいっしょに部屋に入ってきます。
警備員のおじさんは、ベッドで寝ている奥さんの横に、スーッと静かに寝ちゃいます。
動物たちもいっしょに寝ちゃいます。
ゾウさん、ライオンくん、ハイエナくん、キリンさん、アルマジロちゃんは、部屋の床に寝ます。
ただ、ゴリラくんだけは、ちゃっかりベッドの上で、寝ちゃいます。
旦那さんが帰ってきたことに気づいた奥さんは、ベッドを照らしていたスタンドの電気を消して、おやすみの声をかけます。
「おやすみなさい、あなた」
「Good night,dear.」
真っ暗になった部屋のあちこちから聞こえたきたのは……!?
挨拶の大切さを伝える【感想・まとめ】
「おやすみなさい」の言葉をかけられると、なんだかホッとして、眠りにつけますよね。
英語版が、「Good night,○○○○.」の文章だけで、絵本が描かれています。
英語の教材として使う場合は、「おやすみ」の部分を、「Good night,○○○○.」に読みかえてもらうだけで、英単語の勉強になるかと思います。
ちなみに、英語版の絵本は、ボードブック(厚手の紙)になっているので、小さい乳幼児の子供たちに持たせても、破れにくいですよ♪
みなさんも、お子様への、おやすみの声は「Good night,~.」で、眠りにつかせましょう…💤
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