少女の心の成長を描く

この絵本は、海外の作家で描かれた作品なのですが、めずらしいことに、作家の紹介などの情報がまったく書かれてないです。
ネットでも、一応調べてみましたが、それらしき情報もなく…。
ただ、この絵本の「絵」を担当している<ジュリア・ディノス>さんは、もう一つ、日本で絵本を発表されているようです。
その絵本は、『かようびのドレス』という絵本なのですが、「絵」の作者名が、<ジュリア・ディノス>ではなく、<ジュリア・デーノス>になっているので、別人のような気も…。
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美しいイラストが魅力的な絵本をご紹介します。
おばあちゃんから教わったこと【あらすじ】
タイトル:おばあちゃんと花のてぶくろ
文:セシル・カステルッチ
絵:ジュリア・ディノス
訳:水谷 阿紀子
出版社:文溪堂
サイズ:26.5×22㎝
文:セシル・カステルッチ
絵:ジュリア・ディノス
訳:水谷 阿紀子
出版社:文溪堂
サイズ:26.5×22㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★
絵・しかけ:★★★★★
教育・知育:★★★
笑い・感動:★★★
◇総合評価:★★★★
私のおばあちゃんは、草花を育てるのがとても上手。
だから、手袋はいつもそばに置いてあった。
ある日、おばあちゃんが入院して、だんだんと元気がなくなり……。
おばあちゃんから教わったこと、今度は私がママに教えるばん!
大好きな人の死を乗り越え、その思いを受け継ぐ、少女の心の成長を描く作品。
「海外作家」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『てぶくろ』ウクライナ民話をロシア人が描く作品<5歳~7歳児おすすめ絵本>
「生」と「死」について考える【感想・まとめ】
この絵本は、お子様に「生」と「死」について考えるきっかけになる読み聞かせ絵本だと思います。
「老い」や「死別」のお話なので、少し重いお話です。
長い文章なので、美しく描かれたイラスト絵をゆっくり見せながら、読み聞かせするのが良いかと思います。
絵本選びの参考にしていただければ幸いです。

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