「当たり前」を教育することが大事【教育絵本】

「うんこ」は生きていく体のメカニズムで、誰もが当たり前のように排出するものです。
ですが、子供達の意識としては、学校で「うんこ」をすることを「恥ずかしい」と感じたり、「うんこ」をしたお友達を、からかったりする子もいるかと思います。
そんな子供達に、「うんこ」をするのは当たり前のこと。
君たちみんなが、「うんこ」をするのだから、トイレに行くのを我慢したり、お友達を冷かしたりしてはいけないよ!という教育になる絵本だと思います。
「うんこ」を観察してみよう!体の調子がわかる「うんこ」【教育絵本】
作:村上 八千世
絵:せべ まさゆき
出版社:ほるぷ出版
サイズ:21.5×21.5㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★★
表紙の「うんこ」の絵や、タイトルでもわかるように、それぞれ形状が異なる四種類の「うんこ」ですね。
なんで、この「うんこ」が出てくるのか、子供達に分かりやすく、描かれています。
この絵本を読んだ子には、「今日のうんこは、どれですか?」と聞いてみるのもいいかも。
子ども自身で、体調管理の目安になる「うんこ」観察を教えてあげてください。

また、「うんこ」は自然なことだから、「恥ずかしがらない」「お友達を冷かさない」という道徳的なことも教えてあげてください。
「うんこ」に関連する絵本として、こちらも多く読まれています。
【絵本】『おむつのなか、みせてみせて!』「うんち」に思わず笑っちゃった!<おすすめのしかけ絵本>
保育園・幼稚園・学校に関わる方に、使っていただきたい絵本
低学年のお子様向けの絵本です。
お父さん、お母さんだけでなく、先生方に学校で教育用として使ってほしい絵本です。
絵本の最後ページに、「うんこ」のポスターが付いています。
ポスターを切り取り、トイレに貼って、その日の「うんこ」がどれに似ているか、お子様が「うんこ」を観察するツールとして活用できます。
最後のページに、<お父さん、お母さん、先生方へ>という絵本に関する解説もありますので、教育絵本として、とても良い作品だと思います。


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