『いいから いいからシリーズ』第二弾!

絵本作家の長谷川義史さん作品、『いいから いいから』の絵本がシリーズとして、第二弾が登場!
前作に続き、「いいから いいから」が口癖かと思えるほど、陽気なおじいちゃんが、またまた笑わせてくれます。
第一弾では、かみなり様親子が登場しましたが、今回は、おばけが登場します。
今回も、おじいちゃんの「いいから いいから」言葉が、お化けに炸裂しますよ!
お化けも惚れちゃう⁉器の大きいおじいちゃん!【あらすじ】
作・絵:長谷川 義史
出版社:絵本館
サイズ:26.6×20.4㎝
<五つ星評価>
ストーリー:★★★
絵・しかけ:★★★
教育・知育:★★★★
笑い・感動:★★★★
◇総合評価:★★★★
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あるひ ぼくと おじいちゃんは
おんせんりょこうに いった。
なかいさんが ごはんを
よういしてくれた。
それが、あれれれ…
ごはんが さんにんまえ ならんでた。
おかしいなぁ…
ぼくと おじいちゃんだけなのに。
すると、おじいちゃんが いった。
「ま、いいから いいから」
………。
その夜、おばけが出てきて「うらめしや~…」
でも、おじいちゃんは、全く驚く様子もなく、「いいから いいから」と、おばけをおもてなしをする…。
困ったのは、おばけの方……。

「きものも しっとり
ぬれてますな。
そうじゃ、おんせんに はいりましょう。
からだが あったまりますぞ」
おじいちゃんが いった。
「いえ、ちのめぐりが よくなると
こまりますので ドロドロ」
おばけが こまった。
「せっかくの おんせんなのに
もったいない、さっ」
おじいちゃんが おばけの
てをひいた。
………。
おじいちゃんのおもてなしに、驚かすつもりのおばけが、逆に驚いちゃったみたい!(笑)
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「いいから いいから」色々なニュアンスの違い【感想・まとめ】
「いいから、いいから」という言葉は、色々な場面で使われています。
・相手が遠慮しているときに「いいから いいから」と勧める。
・相手からお願い事をされたときに「いいから いいから」と引き受ける。
・相手が困っているときに「いいから いいから」と手助けする。
等々、たくさんありますね。
その「いいから いいから」という言葉を、作家の長谷川さんが、シリーズ絵本として出しているので、読み比べて見るにも、楽しいかもしれませんね!
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