【絵本】『あなたのことがだーいすき』子どもに愛情を伝えます＜３歳～５歳児読み聞かせ絵本＞

ベルギーの絵本作家が描いた作品

この記事で紹介する絵本の作者、ヒド・ファン・ヘネヒテンさんは、ベルギー生まれの人気絵本作家です。
彼は美術学校で絵画や写真、グラフィックアートを学び、1998年に最初の絵本「リッキ」でハッセルト市国際絵本賞を受賞しました。
その後も「おむつのなか、みせてみせて!」や「だ~れだ?」など、日本でも多くの翻訳絵本を出版しています。
彼の作品は世界17カ国以上で翻訳されており、動物や自然をテーマにしたかわいらしいイラストと、子どもの想像力や感性を育むストーリーが特徴です。

白くま親子のお話【あらすじ】

＜五つ星評価＞
ストーリー：★★★
絵・しかけ：★★★
教育・知育：★★★★
笑い・感動：★★★★
◇総合評価：★★★★

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白い雪の味や、
風の冷たさ……、
シロクマくんは小さいけれど
いろんなことを知っています。
もしも分からないことがあったら
母さんに聞きます。

でもシロクマくん、
一番大切なことは
誰に聞かなくても
ちゃ～んと分かっていたんです……。

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シロクマ親子の愛情が伝わる絵本です♡

そっくりな作品を発見！【感想・まとめ】

この絵本を読んだとき、「あれ？何かの絵本とそっくりのような…。」
シロクマ親子が登場して、子供に対する親の愛情を表現しているストーリー…。
そうだ‼アメリカで、ベストセラー絵本となった作品とそっくりなんです！
それは、この絵本です！

ベルギー作家、ヒド・ファン・ヘネヒテンさんの『あなたのことがだーいすき』の初版が2003年発行となっており、『だいすきだよ　おつきさまにとどくほど』の初版が、2021年発行になっています。
そして、後者の文担当の作家、アメリア・ヘプワースさんは、ロンドンで暮らしているようなので、おそらくイギリスで活動している作家かと思われます。
もしかすると、後者のアメリア・ヘプワースさんは、この記事で紹介している絵本のヒド・ファン・ヘネヒテン作品『あなたのことがだーいすき』の影響を受けて、作品を手掛けたのかなぁと感じました。
二作品とも素晴らしい作品なので、両方比べて読んでみるのも面白いかと思います。